伝え方・話し方のおすすめ本6選
Kindle Unlimitedで読める伝わる技術の名著
「何が言いたいの?と言われる」「話が長い」「雑談が続かない」—— 伝わる人は、生まれつきの話し上手ではなく伝え方の技術を持っています。
この記事では、Kindle Unlimited(読み放題)で読める伝え方・話し方の名著を6冊厳選しました。 すべて実際に通読したうえで紹介しています。 読み放題に入っていれば、ここで挙げた本はすべて追加料金なしで読めます。
1 世界の一流は「雑談」で何を話しているのか
グーグルで人材育成統括部長を務めた著者が説く、雑談を「無駄話」から成果を生む「武器」に変える世界基準の対話術。
おすすめポイント
- 雑談を「状況確認/情報を伝える・得る/信用を作る/意思を決める」という意図を持った戦略的コミュニケーションとして再定義。
- 日本の雑談は社交辞令・決まり文句で自己開示を避ける構造だと指摘し、「その人」に特化した質問で自己開示を引き出す方法を示す。
- 一流はIRレポートやSNS、趣味まで調べ、相手の関心に照準を合わせた「武器としての雑談」を準備していると、その手順を紹介。
- こんな人に
- 商談や1on1で当たり障りのない雑談に終始し、関係構築につなげられない人。
- この本の学び
- 雑談の本質は場を和ませることでなく、自己開示で距離を縮め、相手が本当に知りたい情報を届けて信頼を勝ち取ること。
世界の一流は「雑談」で何を話しているのか
この本の短評を読む
天気の話で終わる日本式の雑談を超え、グーグルで実践された「成果を出すための対話」へ。5つの意図を持ち、苦手な雑談を武器に変える世界基準の会話術が学べる一冊。
2 伝える準備
日本テレビの看板アナ・藤井貴彦が明かす、言葉を発する「前」にこそ宿る伝わり方の技術。
おすすめポイント
- 「5行だけ・ボールペンで書く」日記術。1年前・10年前の自分と比較し、自分を俯瞰する「ドローン」として日記を使う方法。
- サッカー実況で編み出した緊張対策「ブックエンド理論」。最悪のシチュエーションを先に決め、その内側で準備して開き直る仕組み。
- スピーチや面接に「意地悪な質問を想定する」フィルターを入れ、「苦手」を自信に変える実践テクニック。
- こんな人に
- SNSやスピーチでの言葉選びに悩み、ちゃんと伝わる話し方を準備から身につけたい人。
- この本の学び
- 発する言葉は自分自身を、そして未来までもつくる。だからこそ口に出す前のわずかな準備が、自分の周りの空気と関係を変えていく。
伝える準備
この本の短評を読む
『news every.』のキャスター藤井貴彦が、SNS時代の誤解や暴言を減らす「伝える準備」術を、5行日記の習慣や経験から言葉を紡ぐコツとともに語る一冊。
3 1分で話せ2【超実践編】 世界のトップが絶賛した即座に考えが“まとまる”“伝わる”すごい技術
49万部『1分で話せ』の続編。会議・交渉・説明・資料作成まで、あらゆる伝達を「ピラミッド」で整理する超実践編。
おすすめポイント
- 「結論・3つの根拠・たとえば」のピラミッドという一つの型を、議論・説得・説明・交渉・資料作成すべてに横展開する。
- 「悩む」と「考える」を区別し、付箋に書き出して各情報に「だから何?」と問い、結論へ加工していく思考手順を示す。
- 反対は「ピラミッドのずれ」と捉え、相手のピラミッドを聞き取って歩み寄る「議論の作法7ステップ」など対話のノウハウが豊富。
- こんな人に
- 「何が言いたいの?」と言われがちで、実務の伝え方を1冊で底上げしたい人。
- この本の学び
- 「考える」とは結論を出す行為であり、情報を眺めて堂々めぐりする「悩む」とは別物。まず結論を出し、根拠と具体例に整理すれば伝わる。
1分で話せ2【超実践編】 世界のトップが絶賛した即座に考えが“まとまる”“伝わる”すごい技術
この本の短評を読む
「結論→3つの根拠→具体例」のピラミッドで、会議も交渉も資料作成も即座に整理。話がかみ合わない相手の聞き方まで網羅した、伝え方の超実践書。
4 説明の一流、二流、三流
営業ビリから全国1位になった著者が、説明上手だけが使う技を「三流・二流・一流」の3段比較でマスターさせる一冊。
おすすめポイント
- イメージできない相手には「対比」、知識がない相手には「類比(たとえ)」と、相手の状態別に使う技を明確に区別。
- モレなくダブりなく整理した上で、“真芯にフォーカスして大胆に削る”ことを一流の条件とする。「1行で言うなら?」で絞り込ませる。
- 人前では言葉を耳に届けるだけでなく、演じる・指で示す・手で表すなど、相手の脳内に映像を映す「実演法」を推奨。
- こんな人に
- 「結論は?」と突っ込まれがちで、説明に苦手意識を持つ人。
- この本の学び
- 説明とは「自分の頭の中を、相手の頭の中にインストールすること」。相手がイメージできる映像を脳内に映せるかが勝負。
説明の一流、二流、三流
この本の短評を読む
第一線で結果を出す「一流」が無意識にやっている説明の技術を、三流・二流との対比でテンポよく解説。結論の伝え方から商品説明、質疑応答まで明日から真似できる。
5 相手の頭に 「絵」が浮かぶように話しなさい 100%伝わる! 説明のコツ (PHP文庫)
話し方教室の主宰者が説く、伝わる話し方の核心は「相手の頭に絵が浮かぶように話す」こと。
おすすめポイント
- センテンスを短く区切り、間を取り、相手の相づちが終わるまで次を話さない「相づちを待つ」所作で話が劇的に伝わる。
- キーワードの前で間を作り「3割増し」で強調する「すごそうに話す」表現術を、TEDの実例とともに紹介。
- セールスポイントは小分けにして何度も伝える、「すごく・かなり」を数字に置き換える、つかみの3パターンなど即使える型。
- こんな人に
- 面接・営業・プレゼンで「うまく説明できない」「話が長い」と言われる人。
- この本の学び
- 人は情報でなく「想像した情景」で心を動かされる。短く言い切って間を作り、相手に絵を思い描かせる余白こそが説得力の正体。
相手の頭に 「絵」が浮かぶように話しなさい 100%伝わる! 説明のコツ (PHP文庫)
この本の短評を読む
聞き手の頭に映像が浮かぶ話し方を、キタキツネなど身近な実例で解説。間の取り方やキーワード強調で説明下手を卒業し、面接や営業で結果を出す具体策が学べる。
6 超一流の会話力 (きずな出版)
お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建が、明石家さんまやタモリら芸能界の「超一流」から間近で学んだ会話の極意を、自分は話さず相手に話してもらう技術としてまとめた一冊。
おすすめポイント
- 話題を「縦・横・前・後」の4方向に質問で広げる方法。縦=深掘り、前=過去、後=未来、横=話題転換の順に聞くと、無理なく会話を続けられる。
- ホメ言葉は単体だと「いえいえ」と謙遜されて話が広がらないが、質問とセットにすると素直に受け止めてもらいやすく、そこから会話が展開しやすくなる。
- 「会話の7割は相手が話す」を目標に据える。自分が話す量を減らし相手に話してもらうだけで、好印象・苦手意識の解消・会話が楽になるという3つの効果が得られる。
- こんな人に
- 初対面の人と何を話せばいいかわからず、会話がすぐ途切れて疲れてしまう人。
- この本の学び
- 会話の主役は自分でなく相手。「どう話すか」より「どう話させるか」を考え、会話の7割は相手が話す状態を目指すことで、聞き手も話し手も心地よい関係になれる。
- 向き・不向き
- 明石家さんまやタモリなど芸能界のエピソードを多く引く語り口で、体系立った理論書というより著者の経験に基づく実践的なコツ集としての性格が強い。
超一流の会話力 (きずな出版)
この本の短評を読む
超一流の芸人が実践する会話術は「いかに話さないか」「いかに相手に話してもらうか」。さんまやタモリの実例から、口下手なままで人間関係がうまくいくコツを学べます。
まとめ
伝え方の本は「うまく喋る」より、相手の頭に絵を描かせ、準備で差をつける方向が共通項です。 今回の6冊は、雑談・準備・論理・説明・話し方・会話の心がけと切り口が違うので、 いま一番困っている場面に近い1冊から読んでみてください。
伝える技術がいちばん試されるのは、営業と発信の場面です。営業のおすすめ本特集とブランディング・集客の名著特集もあわせてどうぞ。